お菓子作りを始めたきっかけと、今に至るまで

 

小さい頃から、お菓子が大好きな食いしん坊でした。

また小学生の頃は漫画が大好きで、「なかよし」や「りぼん」に夢中な日々・・・

 

そんな有る日、漫画の中のあるコーナーに「クッキー」の作り方が載っていたのです。

それまで、お菓子は買うもの。と思っていたので、お菓子がまさか家庭にある材料で手作り出来るなんて!と驚きました。

 

幸運な事に家には大きめのガスオーブンが有りました。

お菓子作りは初めてでしたが、確か小学2、3年生だったと思います。一人で挑戦してみました。

 

これが。。。

初めて作ったのに、とっても美味しく出来たのです!

そして周りが喜んでくれた事が嬉しくて・・・

 

これがきっかけとなり、お菓子作りにすっかり夢中になり、学校が無い週末は、お菓子作りな日々になりました。

 

もちろん、失敗は数知れずしたのですが(笑)それでも好きだったから作り続けていました。

 

本当は、お菓子作りを習いに行きたかったのですが、当時はそんなお教室も近くに無く。。。

 

中学生になって、自分のお小遣いでも通える、念願のお菓子教室へと習いに行けたのです。

 

それからは。。。様々な個人の先生に習った後に製菓学校で学び、パティスリーやカフェ、製菓学校などに勤務する事になりました。

小さい頃から夢を求めて入ったお菓子業界でしたが、入った当時は驚きの連続でした。
長時間勤務に過酷な肉体労働。
お菓子作りが好きで好きでたまらなく入った業界なのに、お菓子が好きでないのに作っている方も居た事に驚愕!
実際の現場は皆、疲労の顔をしてやっつけ仕事的にお菓子を作っている現場も数多かったです。
お菓子「LOVE」だった私には、かなりショックな事でした。。。

それでも好きだったから続けていたお菓子業界、ところがそんな肉体労働の日々がたたってか、日々の作業に腱鞘炎気味、そしてある時突然、立つ事も困難なほど腰を痛めてしまって現場を断念する事に・・・

それから暫く治療に専念していましたが、そんな時に一つの夢を思い出しました。
世界各地、お菓子の食べ歩きをしたい!

小さい頃から読んでいた、夢のお菓子の世界、実際に見て食べてみたい!
それからは、必死に朝から遅くまで働き、英語の勉強もしつつ資金を貯めて、念願のお菓子旅行へ。
アメリカ各地、カナダ大陸横断、ヨーロッパ1周お菓子巡りの旅。
つたない語学力に女子一人旅、あても無し。
当時はネット環境も無かったので、情報は本と口コミに頼るのみ。

大変な事も有ったけれど、それでも日々がお菓子との出会い、そして素敵な人たちの出会いで救われました。
そして気付いたのは。。。
お菓子の向こうに、必ず笑顔が有ること!
美味しいのは当たり前、そこに笑顔が広がる様なスイーツの魔法をかけたい!

旅先の各地で、地方に根付いた素敵なお菓子たちが沢山ありました。
有名なお菓子はもちろん、素朴なお菓子もた〜くさん!
やっぱり、お菓子作りは楽しいし、またお菓子がいっぱい作りたい!という気持ちを再確認して、1年ちょっとのお菓子の食べ歩き旅から帰国。

腰の状態も回復していたので、帰国後はまた現場へと復帰しました。
ところが、何年か現場でお菓子を黙々と作っていく事に、疑問を感じ始めたのです。
作っているだけで、「直にスイーツの笑顔が感じられない。。。」
もちろん、作る事は楽しかったですが、何だか寂しい。
一度は、真剣にお菓子屋さんになろうとも考えたのですが、何かが違う。お菓子は大好きだけれど。。。?!

そんな時でした。
ある衝撃的なフランス菓子に出会ったのが!
その出会いが、本格的にフランス菓子を勉強したい!と思ったきっかけになりました。

それまでは、甘くてお酒たっぷりなイメージのフランス菓子のイメージでしたが、一変するお菓子との出会いが、フランスへと導いたのです。

まずは、フランス菓子の基本を学び直し。そして語学もやらねば。
そして、また必死で働いて資金を貯める日々。。。

それから念願のフランスへ、お菓子留学。
本当に慣れないフランス語にフランス生活。でも、お菓子巡りや街を歩いているだけでも、お菓子を感じて夢中な日々・・・

そして、あっという間に時が過ぎて「ル コルドン ブルー」パリ校卒業 製菓ディプロム取得。

ただ、お菓子作りは既に日本で学んでいたので、この卒業は序章。
それから先が本番!という気持ちでした。
卒業後は、パリのパティスリーで暫く働く事に。
これが、フランスへ行った、一番の目的でした。

この期間。。。
1年とちょっとでしたが、おそらく一生分のお菓子の食べ歩きをしたと思います(笑)
当時のパリはくまなく、また時には地方菓子を求めてパリの郊外へ食べ歩き・・・
正直、かなり舌は鍛えられて自信が出ました。
美味しい!と思った、当時無名だったシェフたちが、その後にMOFになったり、日本へも出店が決まったりした時は何だか感慨深いものがありました。

やっぱり、美味しいものを食べないと、美味しいものは作れない!と確信。
実際に住んでみて初めて分かった、フランスのお菓子事情。これは、ちょっと旅行しただけでは感じられなかった事。
「素材」や「風土」によるお菓子の違い、また時代背景によるお菓子の考え方。。。
フランス王や王妃、フランス革命、そしてヨーロッパ全体の時代背景、政略結婚、古代アステカ帝国・・・
今までは活字の知識、歴史の断片としか思っていなかった全てが繋がっている、と肌で感じていくのでした。
それはレシピうんぬんでは分からなかった、大きな収穫でした。

フランス帰国後は、現場に戻らずに製菓学校で働く事にしました。
それは、お菓子を学んでいた初心の頃の気持ちを思い出したい。という思いでも有りました。

そこで、しみじみ感じたのは。。。
お菓子を作るのは何の為?その向こうに笑顔が有るから。やはり、これでした。

そうだ!
お菓子は、夢が有るもの。
お菓子っていつも、サプライズやパーティー、特別な記念日など、プレゼントのシーンに繋がっているもの!

だったら、お菓子に欠かせないラッピングや立体カードなどの演出、「贈る気持ち」をきちんと伝えたい!と思う様になり、色々と学びました。

お菓子作りはもちろん、ラッピング、スクラップブッキング、スタンプワークや立体カード作り、日本の和のラッピング、色彩など、プレゼントのシーンに合わせて、笑顔が広がる「プレゼント スイーツ」を伝えたい!

作る人が、笑顔広がる幸せな日々を!そして、貰う人も笑顔が広がるスイーツとラッピングを広めたい!と願っています。

スイーツで世界中の人たちを笑顔にするのが、自分の使命だと思っております!